毎年、高校野球は春と夏の2回甲子園で大会が行われます。
甲子園の春と夏の違いはあるのでしょうか?
甲子園の春と夏ではどっちが価値があるのか気になる人もいると思います。
今回は
- 甲子園の春と夏の違いは?
- 甲子園の春と夏は価値があるのはどっち?
について詳しく調べてみました!
甲子園の春と夏は価値があるのはどっち?
甲子園の春と夏で、価値があるのはどっちという声もあるようです。
ですが、春と夏とではチームの状態が違うので、どちらに価値があるかは判断しづらいのではないでしょうか。
春の場合は、3年生が引退して新しいチームとなり、その段階で基礎的な練習がメインになるため、春の甲子園ではどこの学校も打撃の練習が少なく、好投手を打ち崩す事がなかなかできない傾向になります。
ところが、夏の甲子園となると、どこの学校も打撃練習を充分に積んできます。
さらに真夏の過酷な環境が、投手の体力を消耗するため、面白いように点が入ってしまうということもあるようです。
なので、春と夏の甲子園では価値はどっちにあるかという判断は難しいと思われます。
甲子園の春と夏の違いは?
甲子園は春と夏で違いがあるようです。
行う時期は春と夏で違うのですが、それ以外で4つ程の違いがあります。
まずは1つ目ですが、大会の名称が違うようです。
春の甲子園の正式名称と通称
春の甲子園の正式名称は、選抜高等学校野球大会です。
「センバツ」、「選抜甲子園」、「春の高校野球」と言われたりしています。
夏の甲子園の正式名称と通称
夏の甲子園の正式名称は、全国高等学校野球選手権大会です。
「夏の高校野球」と言われたりします。
甲子園の出場校の決め方に春夏違いは?
甲子園大会の春と夏の違うトコロ、2つ目は出場校の決め方です。
春の甲子園への出場権
春の甲子園は32校の出場校によってトーナメント戦が行われます。
32校のうち28校の一般選考枠は、秋季大会の成績を参考に、地域性を考慮して地域別の出場校が選出されるようです。
そして、32校のうち1校は明治神宮大会枠といわれ、前年の11月に開催される秋季大会の締めくくりとなる、明治神宮大会の結果を踏まえて選出されます。
残りの3校は、21世紀枠と呼ばれていて、各校の練習環境や活動内容にスポットを当て、恵まれない環境の高校や模範となるべき高校に春の甲子園への出場の機会を与えています。
夏の甲子園への出場権
夏の甲子園は、東京は東西、北海道は南北に分けた上で各都道府県の予選を行い、勝ち抜いた高校49校がトーナメント戦を行います。
各都道府県から1校出場するので、春の甲子園よりもファンが熱狂し、盛り上がることが多い大会です。
また、夏の甲子園で敗退すると3年生は引退となります。
甲子園の春と夏のテーマソングや行進曲の違いは?
甲子園大会の春と夏の違うトコロ、3つ目はテーマソングや行進曲です。
春の甲子園テーマソングや行進曲
春の甲子園では、行進曲が毎年違う曲が選ばれています。
おもに、選手の応援歌にふさわしいものを選抜大会の前年にヒットした曲から選ばれることが多いようです。
そして、テーマソングは、各放送局が独自に決めています。
夏の甲子園テーマソングや行進曲
夏の甲子園は、毎年同じ入場行進曲の「大会行進曲」が使用されています。
テーマソングは、テレビ朝日系とABCテレビ系列で放送される「熱闘甲子園」が決めていると思われがちです。
ですが、夏の甲子園にテーマソングは無く各テレビ局が独自に流しています。
甲子園の春と夏主催者の違い
甲子園大会の春と夏の違うところは、4つ目は主催者の違いです。
春の甲子園は毎日新聞社と日本高等学校野球連盟となっています。
そして、夏の甲子園は朝日新聞と日本高等学校野球連盟です。
このように、春と夏の甲子園では新聞社が違います。
その理由は、大会誕生当時の新聞各社は、自社で様々なイベントを催し、それらを独占的に報道するという経営方針で、読者拡大や広告増益を図ろうとしていたことがことがきっかけなんだとか。
まとめ
今回は甲子園の春と夏の違いについて調べました。
春と夏の甲子園は意外と違いが多いですね。
地域に目を向けたり、応援したくなるような学校を見つけたりと自分なりの応援スタイルがみつかるといいですね。