藤田譲瑠チマ選手は次のパリオリンピック世代のサッカー選手です
藤田”ジョエル”チマと読むそうです。一度名前を聞くと、長くて覚えられないという人も多いと思いますが、１試合が終わるとこの名前をすんなり言えることができます。
藤田譲瑠チマ選手のプレースタイルは、は常にフィールドを駆け巡り頭脳をも生かしたその活躍に試合を見ている人は目を惹かれます。
また、この世代では一押しのミッドフィルダーとして、世代別の代表に何回も選ばれています。
今回はそんな藤田譲瑠チマ選手のプレースタイルや経歴を追っていきます。
藤田譲瑠チマのプロフィール
Yokohama F.Marinos
2023 Jersey@adidasJP @prompt_fmarinos横浜F・マリノスの2023シーズンのユニフォーム発表に合わせて、喜田拓也選手、藤田譲瑠チマ選手を撮影させていただきました。@takuya_kida0823 @6MWPZfZ5rNz64TD pic.twitter.com/2NkZ2Aqh84
— SHUKYU (@shukyumagazine) January 14, 2023
ナイジェリアと日本のハーフである、藤田譲瑠チマ選手は東京都出身の22歳です。
世代で言うと今年が大卒１年目となる世代ですね。
そんな藤田譲瑠チマ選手はパリオリンピックのキャプテン候補としてもその存在があげられています。
ポジションは主にミッドフィルダー、174センチ74キロである藤田選手はサッカー選手の中でも強いフィジカルを持っています。
そんな藤田譲瑠チマ選手は小学生の頃からそのリーダーシップを発揮し、周りを常に声をかけるなどしてきたそうです。
パリオリンピック予選でもキャプテン制を引かないという監督の方針の中、一次予選ではキャプテンマーク巻いてプレーする藤田選手との姿がありました。
初めての世代別の日本代表でもほんの数日でチームの中心になるなど、プレー内外でキャプテンシーを発揮できる選手であります。
そんな藤田譲瑠チマ選手ですが、プライベートではこんな一面があります。「DAZN」で配信されている「やべっちスタジアム」という番組のアシスタントを務めている、黒木ひかりさんが好きだそうです。
一度共演を果たした際には、ナインティナインの矢部さんにすごく突っ込まれたそうです。今後の2人の関係も気になりますね。
また、俳優やミュージシャンなど幅広く活躍していて、Mr.Childrenのボーカルである桜井和寿さんの息子である桜井海音さんとは、中学生時代にチームメイトで共にプレーしていたそうです。
藤田譲瑠チマ選手のプレースタイル
藤田譲瑠チマ半端ないって。あいつ半端ないって。ゴール隅へパスするもん。そんなんできひんやん、普通。 pic.twitter.com/QRG6cY9qrH
— 大迫はんぱないbot (@osako_hanpa) July 8, 2023
藤田譲瑠チマ選手のプレースタイルは万能型のミッドフィルダーと言えるでしょう。
特にサッカーをする上で大事なポジショニングの良さなどプレーの節々に賢さが見えます。
持ち味であるフィジカルと予測に長けた守備で幾度となくチームを救ってきました。
またそのフィジカルを生かしたボール奪取能力も高く、主なポジションはボランチですが、アンカーやインサイドハーフなど中盤でのアグレッシブさも彼の長所です。
また、広い視野と展開力を生かし、自らドリブルで切り込んだり、中盤から的確なところにパスを出すなど豊富な運動量で行う攻撃参加を武器に90分間常に周りをみてプレーを行っています。
ヴェルディ時代にはアンカーとして試合に出場することが多く、長所であるボール奪取をして相手の攻撃を食い止め、中盤からその展開力を生かして攻撃に変えていくそんなプレーで主力として活躍していました。
また、徳島時代にはダブルボランチやインサイドハーフとして試合に出場し、活躍していました。
藤田譲瑠チマの経歴
藤田譲瑠チマと山本理仁の再会
『東京ヴェルディアカデミー同期の絆』#fmarinos #verdy pic.twitter.com/MaA7j99juY— SHUNTA (@shunta_yfm05) October 8, 2022
ここからは藤田譲瑠チマ選手の経歴を追っていきます。
幼少期を過ごした町田では、町田大蔵FCでプレーしていたそうです。町田でサッカーをやっている少年は誰しもが知っているそんな選手でした。
中学生、高校生時代は東京ヴェルディユースでサッカーをしていました。
その後、2020年にトップチームに昇格、その後は徳島ヴォルティス、横浜F・マリノスへと国内では移籍をしてきました。
そんな2022年シーズンに横浜F・マリノスで優勝に貢献し、そして2023年の夏から海外移籍をしてシント＝トロイデンVVでプレーをすることになりました。
シント＝トロイデンに所属している昨年から今シーズンにかけての年俸は、約４億5千万で、徳島ヴォルティス時代の700万円から一気に上がっています。
2019年に「U17の日本代表」で代表初招集され、その後は毎年世代別の代表候補のキャンプや代表に呼ばれ、2021年には東京オリンピックトレーニングパートナーとしても招集され、東京オリンピック２週間前に行われたホンジュラス戦に途中出場していました。
また、2022年にもU21の日本代表として、ドバイカップU-23を戦いました。
まとめ
今回は藤田譲瑠チマ選手のプレースタイルや経歴について調べていきました。
昨年から、海外のシント＝トロイデンVVでプレーしていて、世代別代表にもその都度招集され、代表で海外チームとの対戦も経験豊富な藤田譲瑠チマ選手。
また、周りに影響を与えるキャプテンシーとその縦横無尽に駆け回るプレースタイルで今後の日本を引っ張ってくれるでしょう。2
024年に行われる次回のパリオリンピックでの活躍に期待が高まります。まだまだ20代前半と若く、公私ともに今後も注目の選手ですね。