プロ野球観戦をしていて、「水泳・バスケ・バレーの選手は、スリムなのに、野球の選手は太っていて、だらしない体で腹が 出ているのは、なぜ?特にベテラン選手になるほど、ベルトから、だらしなくお腹がはみ出ているのはなぜ?」と疑問に感じたことはありませんか?
そこで、その疑問解消の為、以下の3つの観点で、【野球選手が太ってる理由・だらしない体で腹が出ている人が多いこと】にアプローチします。
【太っているプロ野球選手がいるのはなぜ?】
【プロ野球選手が太ってる・だらしない体の理由】
【プロ野球選手が腹が出ていても活躍できるのは?】
これらの3つの新しい切り口で、野球観戦すると、さらにオモシロくなりますよ!
太っているプロ野球選手がいるのはなぜ?
野球は、「打つ」「投げる」事が基本のスポーツです。止まっている状態から瞬時に投球・打撃・守備の動作をします。特に、長打力・球速には筋力が必要となります。
長打力にフォーカスしてみると、お相撲さん体型の選手と体重70㎏の高校生体型の選手とでは、明らかに、お相撲さん体型の選手の方が、打球力は勝っています。
プロ野球選手の中に、太っている選手がいるのは、筋力をつけるために、たくさん食べて、ウエイトを重くしているからです。
プロ野球選手が太ってる・だらしない体の理由
2019年プロ野球 #ドラフト会議 supported byリポビタンDが今年も開催!
10月17日(木)16:45~
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— BASEBALL GATE (@baseballgate) October 16, 2019
一見「太っている・だらしない体」のプロ野球選手たちですが、トップアスリートです。
そのパフォーマンスで、球場に足を運んでくれる観客を魅了し、動員数アップ・プロ野球ゲームの視聴率アップが期待されています。
投球・打撃・守備で、高いパフォーマンスを披露しなければなりません。それに答えるためには、筋力をつけることが必要です。筋肉量を増やすため、糖質・タンパク質・炭水化物をメインとしたがっつり系の食事を摂っています。
試合の様子を注意深く眺めてみると、ポジションによって、体型の違いを発見できます。
ピッチャー:制球や球速が求められるため、上半身、特に腕周りの筋肉がムキムキしています。
キャッチャー:走塁阻止率アップのためには、スピードと腕力が重視されます。選手のガタイは、全体的に大きいです。
内野手:内野は、敏捷性や反射神経が必要なポジション。素早い身のこなしが必要なため、多くの内野手は「細マッチョ」タイプです。
外野手:外野の守備範囲は、広範囲です。遠くへの飛球キャッチ、高い飛球キャッチ能力が求められます。また、バッティングで長打力を発揮しなければならず、全身の筋力が均衡している「ゴリマッチョ」タイプが多いのが特徴です。
打撃を期待される選手:パワーパフォーマンスが求められる為、重心運動を最大限にバットに与えられる体格づくりが必要です。高カロリーな食生活をしています。「ポッチャリ型」が多いのが特徴です。
プロ野球選手の試合会場へのアクセスはバスです。車内で、空腹を満たすために手っ取り早く摂取するのは、高カロリーの揚げ物・おにぎり、サンドウィッチなどです。
プロ野球選手専用の管理栄養士の目の 届かない所で、高カロリーの食事を、ついつい、食べ過ぎてしまっているかもしれませんね。
プロ野球選手の生活は、年中野球漬け。シーズンは、セ・パ両リーグとも3月下旬~11月末日まであります。試合は長時間に及ぶこともあり、持久力が必要です。脂肪を蓄え、それをエネルギー源とし、体力を維持しています。
プロ野球選手が腹が出ていても活躍できるのは?
#門司学園 出身の内野手、#パナソニック の #スラッガー、#片山勢三 が自身のソーシャルメディアで現役 #引退 を発表しました。片山選手は身長176センチ、体重105キロというぽっちゃり体型で知られ、常にフルスイングを繰り出す打撃スタイルが社会人野球ファンに愛されていました。#野球 pic.twitter.com/X4MqRqV0qZ
— BetGamer JP | ベットゲーマー 【公式】 (@BetGamer_JP) January 8, 2024
野球の試合時間中は、走り回ることが少ないスポーツです。攻撃の時は、打順が回ってくるまで、ベンチで待機。守備の時は、打球が飛んでくるまで、自分のポジションを守ります。
1試合の消費カロリーは、自転車を漕ぐ、ボーリングの球を投げるのと同じぐらいです。そのため、腹がユニフォームのベルトの上まで出るほど太っていても、活躍は十分できるのです。
ベテラン選手のなかには、夏場に食欲が落ちることを見越して、たくさん食べて、わざと太ってから、シーズンに臨む選手もいます。
夏場にズームインして、ベストコンディションで活躍できるように目論んでいるわけです。
まとめ
【野球選手が太ってる理由は・だらしない体で腹が出ている人が多いこと】に対して、以下の3つの観点からアプローチしました。
【太っているプロ野球選手がいるのはなぜ?】
【プロ野球選手が太ってる・だらしない体の理由】
【プロ野球選手が腹が出ていても活躍できるのは?】
つまり、野球選手はただの「デブ」ではないということです。
野球は、短時間に強い力を発揮するスポーツです。筋力アップが欠かせません。筋肥大のため、摂取カロリー過多も 仕方ないことです。
長いシーズン中、ベストパフォーマンスを維持し、好成績を残すためには、筋力とパワーをつけ、耐久性アップを図らなければなりません。
ついつい消費カロリー以上摂取してしまい、「太ってしまう」のです。
前述を意識して、野球観戦すると、ポジションによって、選手の体型の違いを発見できます。その違いを探すのも、野球観戦のもう一つのオモシロさですよ!!
よーく観察してみてくださいね!